
メーカー:RATOC(ラトックシステム)
型番:
RS-EC32-U3R
品名:USB3.0接続 RAIDケース 3.5インチHDD2台用
インターフェイス:USB3.0
購入店:ヨドバシ・ドット・コム
値段:7820円(すべてポイントで支払う)
Mac miniの内蔵ディスク以外にも、外付けでTimemachine(バックアップ)用として、2TBのハードディスクを付けている。
外付けのハードディスクケースは、去年の9月に前のMac miniを購入した際、すでに持っていたハードディスクケースがUSB2.0接続のみで、MacOSXのスリープに対応しておらず、このときにハードディスクが1つ内蔵できるFireWire800接続のケースを購入した。
所有しているCDをすべてAiff形式でリッピングしなおしたあとも、新しいMac miniのハードディスクの容量はまだ300GB空きがある。
故障したMacProで使用して、ケースがないため余っていた1TBのハードディスクの利用とデータの再配置のため、ハードディスクが2つ入るケースの購入、交換を今回、検討した。
ネットで検索したところ、FireWire800接続で2つ内蔵できるケースの選択肢があまりない。
ほとんどがUSB3.0接続のものになっている。
現在使用しているケースはFireWire800のほかにUSB3.0でも接続できるため、試しにUSB3.0で接続し、様子を見てみた。
その結果、スリープの復帰をさせても、ダイアログが出てこない。MacOSXのスリープに対応しているようだ。しかもFireWire800より何割かアクセススピードが速い。
そのため、FireWire800接続でなく、USB3.0接続のハードディスクが2つ入るケースも購入候補に入れた。
最初にセンチュリーの
CRTS35EU3を候補にしたが、メーカーのHPでは2011年11月現在でMacでの使用はUSB2.0のみとなっている。
2011年11月時点でMacにはUSB3.0端子が搭載された機種はなく、そのためUSB2.0のみとなっているのか、現時点でもUSB3.0はMacで使用できないのか、ネットの検索からでも判断できなかった。
ほかのケースを探したところ、RATOCの2つ内蔵できるケースが、MacでUSB3.0対応となっている。
ただし、再起動の際、ケースに内蔵されたハードディスクを認識しない場合が時々あることがメーカーHPに報告されている。(認識されなかった場合は、端子を抜き差ししてほしいとのこと。)
ほかには価格帯がすこし上の製品しかないため、このケースを購入した。

大きさは小さい。裏に冷却用のファンが付いている。接続はUSB3.0のみ。RAID 0とRAID 1が設定できる。現在のところ私はRAIDは使用しない予定。単に2つのハードディスクを別々にマウントさせる。
データの配置は、
Mac mini内蔵ハードディスク1TB→OS、アプリケーション、データ(作成データ、音楽ファイル、デジカメ画像)
外付けハードディスク2TB→Timemachine(バックアップ)用
外付けハードディスク1TB→ネットなどからダウンロードとした動画、画像
外付けハードディスク1TBはバックアップを取っていない。
・2週間使用後の感想
特に問題なし。
一度、起動時にケースの内のハードディスクが認識されなかったことがある。
ケースの電源を入れた直後にMacを立ち上げたためだと思われる。
ファンの音は、ほかの機器から音が出てきない場合は、すこし聞こえる。不快な音ではない。一緒の部屋に置いてある空気清浄機の音より小さいので問題なし。
ハードディスク自体のアクセス音の方が大きい。
・アクセススピードの測定(ベンチマークソフト:Blackmagic)
FireWire800より、USB3.0接続の方が2割ほど速い。
同じケースでも内蔵するハードディスクによって速度が異なる。