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since 2020 12/20update 2020 12/20

■　２０２０年　MAC移行記録　■

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■　概要

通常部屋で使用しているMacを、2013年にMac mini（Late2012）に更新している。 photoshop CS6が使用できなくなるため、長期間MacOSのバージョンを10.13のままにしていた。 このほどPhotoshopのサブスク版を購入しPhotoshopをバージョンアップすると、MacOS 10.13では最新版のphotoshopが使用できない。Mac mini（Late2012）はMacOS 11のサポートが外れて、最新のOSがインストールできない。 またiPhone、iPadのOSのバージョンの差も大きくなってきた。 ちょうどApple M1のMac miniが発売され、評判も良いため、7年ぶりにMacを更新することとした。 ここにMac買い替えによる移行作業、効果、留意点をまとめる。

■　MAC機種

■移行元の機種 Mac Mini （Late2012） プロセッサ：2.6GHzクアッドコアIntel Core i7（カスタマイズ） メモリー:16GB（8GBを２枚 増強） ハードディスク:1TB Fusion Drive（SSD256GB+ハードディスク1TB） OS：MacOS 10.15 ■移行先の機種 Mac mini (M1, 2020) プロセッサ：Apple M1 メモリー:16GB（カスタマイズ） ハードディスク:1 TB（カスタマイズ） OS：MacOS 11.0

■　購入品

■購入品 Mac miniの購入時に以下の仕様をカスタマイズした。 以前ならハードディスクやメモリーは安価な社外品を別に購入し取付を行なったが、交換が難しそうなため購入時にApple Storeにてカスタマイズを行なった。 SSD:512GB→1TB（22000円追加） メモリー:8GB→16GB（22000円追加） 購入はApple Store。 後でヨトバシカメラのHPを見ると、カスタマイズも受け付けていることがわかる。ヨトバシカメラで購入するとポイントが7000円ばかり付くはずだった。失敗。 カスタマイズを行ったため、海外から発送されるらしく到着日は2〜3週間と表示される。 11/25の夜に注文を行い、12/7に発送連絡が届き、12/12に到着する。注文してから到着まで17日。 発送の情報を見ると、上海から発送されたらしい。 値段：146080円（税込） 外箱 付属品 背後のポート 上がM1、下がLate2012 ■周辺機器 メーカー：Digio デジオ 品名：[USB3.0＋2.0 Type-C 3ポートハブ120cm ブラック] 型番：UH-C3123BK 購入店：ヨドバシ・ドット・コム 値段：1,980円 USB A-typeの端子が4つから２つに、USB-C端子が２つ追加されたため、USB A-typeの端子を増やすため、USB-C端子接続のハブを購入した。 ３つの端子はUSB3.0 A-type、USB2.0 A-type、USB-C端子。磁石付き。 メーカー：MacLab. 品名：USB Type-C VGA 変換ケーブル Thunderbolt3 dsub 15ピン 変換アダプタ 購入店：ベストクリック Yahoo!店（Yahoo!ショッピング） 値段：1,949円（返品） ２つのモニターを使用しており、１つのモニターはVGA端子しか持っていない。 USB-C端子からVGA端子への変換アダブターを使用し、画面の表示をさせることとした。 Appleの純正品は7480円のため、他のメーカーの安い製品を購入した。 しかし最初に購入した製品は断面的にしか画面が表示されないため、返品を行う。 30日以内ならば、交換、返品が可能。返品は指定のメールアドレスに連絡を行う。 返品希望のメールを送ってから、5時間後に返品処理が行われたとのメールが届く。 商品は販売店から送られてきた封筒に入れ、ポストに投函する。 メーカー：サンワサプライ SANWA SUPPLY 品名：AD-ALCV01 [USB Type C-VGA変換アダプタ] 型番：BK-3HCC/8 購入店：ヨドバシ・ドット・コム 値段：3,210円 前の製品が正常に動作しないため、替わりに購入した。今回は実績のあるメーカー品を選択した。 前の製品とは異なり、問題なく常時表示される。 システム環境設定のモニターの設定に、初期の状態では4：３の解像度しか表示されていないが、「option」キーを押しながら、変更ボタンを押すとその他の解像度も選択できる。

■　移行の留意点

かなり前から昔の設定やファイルを移行で引き継いできたため、今回は移行アシスタントを使用せず、クリーンな状態で移行を行なった。 ■Time Machine（タイムマシン） 当初、前のバックアップファイルに続けて、バックアップを行う予定で色々と検討するが、そのようにできなかった。 ネットの情報などから、コンソールから下のようなtmutilコマンドで前のバックアップに続けるよう設定しようとしたが、うまく動作しなかった。 sudo tmutil associatedisk -a "/Volumes/1TB HD" "/Volumes/3TB HD/Backups.backupdb/yoneMac/Latest/1TB HD" sudo tmutil inheritbackup "/Volumes/3TB HD/Backups.backupdb/yoneMac" そのため、前のバックアップから移行させる事は諦め、一番最後のバックアップのみを別に保存し、あらたにバックアップを作り直す。 ■Music（ミュージック）元iTunes 音楽の元ファイルは「ミュージック」フォルダに保存せずに、外付けのハードディスクに保存させている。 あらたに音楽ファイルを読み込むと、再生回数や評価、最後に再生した日などが移行されない。この情報を移行させる検討に時間がかかった。 ・事前に移行前のMacで「このコンピュータの認証を解除...」を行なっておく。 ・移行元の「ミュージック」フォルダにある「Music Library.musiclibrary」ファイルを、外付けのハードディスクの「ミュージック」フォルダにコピーする。 ・musicアプリの設定で「ミュージックのメディアファイルの場所」を外付けのハードディスクの「ミュージック」フォルダに設定する。 ■Mail（メール） 「ライブラリ」フォルダの「mail」フォルダを、移行先の「ライブラリ」フォルダにコピーし、「mail」アフリの「メールボックスを読み込む...」からV2やV7のような名前のフォルダを選択することで、過去のメールを読み込める。 iCloud以外のアカウントは、改めて設定する必要がある。 ■Photo（写真） ・移行元の「ピクチャ」フォルダにある「写真 Library.photoslibrary」ファイルを、移行先の「ピクチャ」フォルダにコピーし、名前を「Photos Library.photoslibrary」に変更することで移行される。 ■Photoshop Illustrator（Adobeアプリ） Photoshop Illustratorのバージョンは2021。 事前に移行前のMacでアドビのHPから認証の解除を行なっておく。 ・あらたにアプリケーションのインストールを行う。 ■Audirvana Plus ・あらたにインストールを行い、ライセンスキーを入力する。 ライセンスキーは、support@avangate.comからメールで送られてきている。 ■Jedit Ω puls このアプリケーションは、App Storeから購入した。 ・移行元からアプリケーションのファイルを丸ごと、「アプリケーション」フォルダにコピーする。 最初の起動時に認証を要求される。 ■スキャナー（エプソン GT-S620) ・エプソンのHPからMacOS 11用のドライバーをインストールする。 特に支障なく動作する。 ■プリンタ（沖電気 B432dnw) ・沖電気のHPからMacOS 11用のドライバーをインストールする。 特に支障なく動作する。

■　反省会

移行アシスタントを使用せず、クリーンな状態で移行を行なったため、移行前と同じ環境にすることに約10日ばかりを要した。 特にTime MachineとMusicの設定に手間取った。Time Machineは結局、思案した状態にすることができなかった。 またUSB-C端子からVGAに変換するアダブターに不具合があり、交換することとなった。 その後、問題なく使用できている。 一点、内臓のストレージはSSDのため早いが、外付けハードディスクにアクセスする時に短い時間待たされることが、気になる。

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