概要 |
2006年8月19日に、Yahoo!オークションのID停止を受けた。 |
まとめ |
今回のID停止から復活まで過程とネットから得た情報をまとめる。 |
Yahoo!関係 |
・Yahoo!の決定は、けして覆(くつがえ)らない。
・停止を受けたIDで使用していた銀行口座番号、クレジットカード番号は、以後にIDを新たに作っても、使用できない。 |
クレジットカード、口座関係 |
Yahoo!オークションに使用できるようにするためのクレジットカードの番号変更、銀行口座開設方法をまとめる。 |
日程まとめ |
約一ヶ月で、復活することができたが、大体の日数を新たな口座の確保についやしてる。
いくつか判断ミスをして、ロスをした。 |
感想 |
もっとも悪いのは、最初から騙す目的で偽ブランドの出品を行ったり、現物のない出品で金を騙し取るような詐欺を働く人たちである。これらの者は確実に摘発され、罰を受けるべきである。 これらの犯罪行為に対しYahoo!はオークションを安全に保つよう、いろいろな対策をたてて行くのは、もっともである。 しかし、本来は犯罪者対Yahoo!の戦いであるはずが、その対策が不十分なために、その戦いに関係のない一般利用者が巻き込まれ迷惑をこうむっている場合がある。 Yahoo!が取り消し、停止する出品に禁止する商品の範囲が広く、基準があいまいで、本来は違法性のまったくない商品まで取り消しを受けている。 その割には抜け道が多く、IDの取り消しを受けても、比較的簡単に再登録できオークションの再開が可能である。 結果として、知識の少ない一般の利用者が再びオークションを利用できないなど影響を受け、抜け道を熟知した犯罪者は犯罪行為を再び仕掛けてきていると思われる。 Yahoo!は、もうすこし的確でオープンな詐欺に対する対策を取れないのであろうか。また、現在個別対応を応じていないが、Yahoo!オークションの取り消し原因などの情報は伝えて欲しい。 結局、オークションの参加者は、Yahoo!オークションへの対応や、詐欺に遭わないようにするには、自分でネットなどから情報を集めながら行っていくしかないのだろうか。 |
ID停止から復活までの経緯 |
ID停止以前 |
以下の2つのIDを持ち、出品を出し分けていた。 |
2006 8/18(金) ID停止 前日 |
22:00■ ID「AAA」に出品。 |
2006 8/19(土) ID停止 当日 |
07:24■ 「BBB」の出品がすべて取り消し |
2006 8/20(日) ID停止 翌日 |
16:00■ 「CCC」のIDをジャパンネット銀行のYahoo!ウォレット口座自動振替の完了連絡。 |
2006 8/21(月) ID停止 翌々日 |
16:00■ 「DDD」のIDをジャパンネット銀行のYahoo!ウォレット口座自動振替の完了連絡。 |
2006 8/22(火) ID停止 4日目 |
08:40■ ジャパンネット銀行に口座開設依頼書を投函。 |
2006 8/26(土) ID停止 8日目 |
12:12■ MasterCardの番号の変更依頼。 |
2006 8/27(日) ID停止 9日目 |
21:17■ イーバンク銀行に口座開設依頼を出す。 |
2006 8/28(月) ID停止 10日目 |
12:15■ MasterCardの番号の変更依頼。 |
2006 8/29(火) ID停止 11日目 |
21:00■ みずほダイレクト開設の申込書類が郵便で届く。 |
2006 8/30(水) ID停止 12日目 |
08:40■ みずほダイレクト開設の申込依頼書を投函。 |
2006 8/31(木) ID停止 13日目 |
21:30■ イーバンク銀行から封筒が届く。 |
2006 9/1(金) ID停止 14日目 |
08:40■ イーバンク銀行への返信用封筒を投函。 |
2006 9/2(土) ID停止 15日目 |
15: 01■ 「CCC」のIDで、住所確認用暗号登録の催促のメールが届く。 |
2006 9/4(月) ID停止 17日目 |
10: 23■ イーバンク銀行から本人確認受理のメールが届く。 |
2006 9/5(火) ID停止 18日目 |
19:13■ イーバンク銀行から口座開設の封筒発送のメールが届く。 |
2006 9/6(水) ID停止 19日目 |
夕方■ ジャパンネット銀行のトークンが届く。 |
2006 9/7(木) ID停止 20日目 |
6:19■ ジャパンネット銀行から口座開設の封筒発送のメールが届く。 |
2006 9/8(金) ID停止 21日目 |
13:20■ 「EEE」のIDで再び住所確認用暗証番号発送依頼を行う。 |
2006 9/11(月) ID停止 24日目(復活の日) |
夕方■ イーバンク銀行から口座開設の書類が届く。 |
2006 9/12(火) ID停止 25日目 |
16:00■ 「DDD」のIDをジャパンネット銀行のYahoo!ウォレット口座自動振替の完了連絡。 |
2006 9/14(木) ID停止 27日目 |
夕方■みずほダイレクト開設に必要な資料が届く。 |
2006 9/15(金) ID停止 28日目 |
夕方■ Yahoo!から住所確認用暗号が届く。 |
2006 9/17(日) ID停止 30日目 |
21:39■ 「EEE」のIDで商品が落札される。 |
2006 10/17(火) ID停止 60日目 |
夕方■ 「BBB」の未払いYahoo!オークション料金の請求が来る。 |
Yahoo!オークション トラブル集 |
私が、Yahoo!オークションを使用する目的は、不用品が出た場合の処分がほとんどで、出品は、月に数点程度。たまに新品で購入できない商品をYahoo!オークションから入手することもある。始めて5年で、評価は「合わせて」400くらい。 |
パソコン起動せず。 |
パソコン(Mac)を出品、無事に落札され、メールで連絡を取り、発送し、品物の到着前に入金してもらって安心していました。次の日、落札者から「起動しないから、返品する。」とのかなり感情的な内容のメールが送られてくる。原因を探るためいくつか作業をしてもらおうかと思ったが、落札者は、メールの感じから30、40代の女性らしく、あまりパソコンについて知識がありそうになかったため、返品に応じ、料金も返金した。 その後も「起動しなかった原因を調べろ」とか「発送方法に問題があったんじゃないか」とかヒステリックなメールが入ってくる。こちらからは、その都度極めて丁重な返事を返す。 原因を調べたところ、メモリーの1つを取り除くと、何事もなかったように起動する。そのメモリーを別のスロットに差し込んでも、起動しないため、そのメモリーが壊れていたようだった。結局、そのMacは、オークションの落札金額より1万円安く、ソプマップの買取に出す。 |
メモリー動作せず。 |
Macのメモリーを交換し、もとにあったメモリーが余ったため、オークションに出品する。いつものように動作確認後の入金可能にして、発送。その後、落札者から「動作しない」とのメールを受け取る。入金はまだだったため、「返品してもよいよ」とメールを出す。その後、1週間音沙汰がないため、評価で「非常に良い」にしてコメントを「動作しなく、申し訳ありませんでした」と入れてみる。そうすると、メモリーが返品されてきた。返品の送料については、特にこちらが出すとも書かなかったため、向こうが負担してくれました。ただし、物が小さく郵便なので、160円。 |
出品落札後、連絡なし。(その1) |
写真集が落札され、連絡のメールを送る。5日くらいしても、返信がない。催促のメールを送る。しかし、返信なし。その後、私もこのことを忘れ、思い出したときには、オークションのページがアクセスできなくなっていた。出品料、落札システム使用料で損害金額43円。 |
出品落札後、連絡なし。(その2) |
写真集が落札され、連絡のメールを送る。5日ほどしても、落札者から返信がない。調べてみると、こちらから落札後のメールを送っていないことが判明。一緒に6件ばかりの落札があり、送ったつもりになっていたが1件抜けていたらしい。落札から少し日にちが経ってからの連絡なので、落札者は少し怒っている感じだった。 |
ルーズな人。 |
一人の方が写真集を数冊、落札される。落札者から送り先を書いた返信メールを受け取り、品物を発送。その後、入金がない。そのため、入金催促のメールを出す。催促2回目で、「いくいく日に入金するので待ってくれ」との返答があり。その人の評価を見ると、悪いの評価が多く、良いの評価でも「入金が遅く心配しました」とのコメントがある。その後も入金延期願いのメールが1回送ってくる。 このやりとりの期間も、私はオークションに別の写真集を数点、出品していた。その写真集の落札者の中で、IDは違うが、その入金待ちの人と同じメールアドレスを発見。悪い評価がたまったIDを捨てて、新たなIDにしたらしい。いつもは後払いにしているが、「前回分も入金してもらってない。今回分と合わせた入金を確認してから発送するよ」とのメールを出す。「いついつまでに入金するから待ってくれ」との返信くる。待っていると、その日にちに入金があったので、品物を発送した。品物をだまし取るような意思はないようで、単にルーズな人だったらしい。 |
郵便事故。 |
写真集が落札され、品物を冊子小包で発送。品物到着前に入金してもらう。その後、約1週間して、落札者から「まだ品物が到着しないよ」とのメールが届く。そのため、「わかった。こちらで調査する」と返信する。「調査する」と返したものの、どう調査すればいいのかわからない。とりあえず、郵便局のホームページを見てみると、郵便事故を調査依頼するページを発見。即刻、必要事項を入力し調査依頼を行う。なにか違和感があるのに気づく。こちらのメールアドレスを記入する欄がない。どうやって連絡を取るのだろうか疑問に思う。さらに1週間ばかりして、落札者からメールが届く。郵便局員が二人連れで、落札者のお家に調査に来たと言う。こちらから「そんなことになるとは思わなかった。お騒がせしました。」とのお詫びのメールを出す。その前後に私のところにも、郵便局から電話きていくつか尋ねられていた。 結局、品物は見つからず。すでに入金してもらっていたので、「返金するよ」とメールを出すが、「そちらが悪いわけではないので良いですよ」との返答。落札者さんがとても紳士的で、品物が紛失すると言うトラブルがあった割には、気持ちよく取引を終了できた例でした。 |
国外発送。 |
写真集が落札され、連絡を取る。香港からメールが来て、「香港に発送してほしい」とのこと。文章は日本語、名前は中国風。オークションの説明に「Seller will not ship internationally」と表示しているので、ダメもとで落札したらしい。そのときはそれほど忙しくなく、送料はその分払うと言うので、国外発送に挑戦してみる。郵便局に行って「これを香港まで送りたい」と伝えると、書類を渡され必要事項を書き込む。特に難しいところはなかったが、送料は高かった。 |
ジャンク品にクレーム。 |
パソコンの機種やOSを更新していると、その中で新しい環境に使用できない周辺機器やソフトが出てくる。その周辺機器もOSをバージョンアップすると動作しなくなった。そのうちメーカーが対応してくると思い、そのままにしていた。その後、メーカーから新しい機種も出て、いくら待ってても私が持っている機種の対応はされない感じがしてきた。そのため、オークションに出品。数年間パソコンから外したままで、今の環境では動作確認もできないため、ジャンク品、返却不可の条件を説明文に記す。落札され、発送を行う。品物到着後、「その機器を使うためのソフトがパスワードを入れないと使用できない。」との落札者からのメールが来る。そういえば、パスワードが必要だったと思い出す。数年も前のことなので忘れていた。部屋の中を探してみると、パスワードが印刷された紙が見つかった。落札者は、そのメールの中で「ジャンク品、返品不可と書かれていたが、これは製品の重大な説明不足なので、料金を払わない」と独自の理論を展開。「パスワードが必要です。そちらに残っていないでしょうか?」くらいの文章なら、さっとパスワードを連絡したが、すこし高圧的な文章なのでこちらも頭に来て、すぐにでも返品してもらおうかと考える。しかし、あとで少し冷静になり、実害が出てないしめんどくさいので、パスワードを知らせた。その後、「ソフトが起動した」とのことで、入金もされる。一般品なのに「評価はするな」とのことで、家族のパソコンのIDを黙ってオークションに使用しているらしく、またメールの文章も幼く感じられた。 |
発送間違い。 |
写真集とDVDを数点出品。その中でDVDが2本落札され、それぞれ品物を発送する。数日たったあと、落札者から「品物が送られてきたが、落札した商品と違うよ」とのメールが届く。いつもは、間違わないように梱包から宛名書きまでの作業を1個単位で行っているが、2本しかなかったため一緒に梱包して中身がわからなくなったあと宛名を書いて、中身が入れ違ったらしい。即刻、「ごめんなさい。返品をお願いします。あとで正しいDVDをお送りします」とのお詫びのメールを出す。そのうち、もう一方の落札者からもメールが届く。こちらは丁寧にも間違えたDVDの写真画像付きでくる。その後、2つのDVDは返品され、正しい落札者のもとへ送られる。返品の際の送料は、もちろんこちら持ち。郵便なので150円前後。振込みで返金したが、振り込み金額より振り込みの手数料の方が高かった。トラブル後の後処理が良かったためか、悪い評価は付かずにすんだ。 |
落札した商品が不良品。 |
車に付けるCDデッキを落札する。値段は3万円強。オークションの説明で発送先が海外であった。出品者の評価は700以上で「悪い」の評価はない。落札後、商品が届く前にこの製品では私が目的としていた機能を果たせないことが、ネットの情報などから確認できた。そのため、商品は使用せずに動作確認のみ行い、すぐにでも転売することを考えていた。商品が届いて、動作確認を行ったところ、多くの機能が動作しない。CDが動作せず、パネルの液晶が表示しない。聴けるのはラジオのみ。オークションの説明では、ノークレームノーリターンと記述しているが、動作未確認やジャンク品との表示はなかった。このまま、転売しても購入した値段よりかなり低い金額しか付かないことが予想される。出品者との交渉に入る。出品者は、商品の送り先から、台湾の人らしい。メールの文章も翻訳ソフトを使用しているのではないかと思われる。こちらの希望は、返品。出品者から修理代として5000円出すと提示される。こちらも修理を考え、CDデッキのメーカーに修理が可能なのか連絡を取る。CDデッキのメーカーによると、古い製品のため、直るかどうか実際に見てみないとわからないのこと。オークションの説明に書かれていなかった不良なので返品が適当だと主張し、一週間程度メールをやり取りして、出品者も返品に応じてくれる。帰りの送料は、こちらで持つ。3500円。出品者に悪意があったと思われないが、商品が届いて故障していた場合の対応は難しい。交渉がこじれた場合、落札金額3万円の損害になっていたことも考えられる。約2週間後確認すると、理由は不明だが出品者のIDが「登録削除済み」になっていた。 |