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since 2013 2/9スペースupdate 2013 3/31

■ 2013年 MAC移行記録 ■

Mac MiniからスペースMac Mini

■ 概要

所有しているCDをすべてAiff形式でリッピングしなおしたところ、ハードディスクの容量(750GB)が足らなくなってきた。
Mac miniのハードディスク交換は、Appleの保証が効かなくなり、増強することは難しいらしい。
外付けのハードディスクを増量することも考えるが、アクセススピードが遅くなる、バックアップが複雑になるなどある。

Mac miniは去年の9月に購入したばかりだが、一ヶ月もたたない内に新しいMac miniが発売されうらやましく思ったことと、メモリーディスクと共用されるFusion Driveが試したくなり、本体ごと交換することにした。

ここにMac買い替えによる移行作業、効果、留意点をまとめる。

■ MAC機種

移行元の機種
Mac Mini (Mid2011)

プロセッサ:2.7GHzデュアルコアIntel Core i7(カスタマイズ)
メモリー:16GB(8GB 2枚 増強)
ハードディスク:
750GB 起動、作業用(純正品、カスタマイズ)
2TB バックアップ用(外付け、FireWire800接続)

移行先の機種
Mac Mini (Late2012)

プロセッサ:2.6GHzクアッドコアIntel Core i7(カスタマイズ)
メモリー:16GB(8GB 2枚 増強)
ハードディスク:
1TB Fusion Drive 起動、作業用(純正品、カスタマイズ)
2TB バックアップ用(外付け、FireWire800接続)

ベンチマークを行うと以下の通り。

各種計算スピード(ベンチマークソフト:Geekbench)
Mac mini


・ハードディスクのアクセススピード(ベンチマークソフト:Blackmagic)
Mac mini

■ 購入品

購入品

ハードディスクは、1TB Fusion Driveにカスタマイズする。
ついでにプロセッサもカスタマイズしてみた。
メモリーは以前のMacから移設した。

今回は、周辺機器は古いMac miniからすべて引き継ぐため、他に購入したものはなし。

Mac Miniはカスタマイズを行ったため、台湾からの発送になり、日曜の夜にWebから注文し金曜に届いた。中4日。前回と同じ。

値段:100700円

Mac mini
端子は古いMac miniと同じ。USBが2から3.0になったくらい。

■ 移行の留意点

白飛び
HDMIケーブルでモニターと接続したところ、画面の白飛びがおきた。
15%までのグレーが白で表示され、画面上で区別できない。
ネットで調べたところ、2012年発売のMac miniで起きているらしい。
HDMIケーブルでなく、DVIで接続すると白飛びがなくなるとの情報があり、DVI接続にすると白飛びが起こらなくなった。

Thunderbolt出力でサブモニターを接続しているが、こちらも白飛びが起きている。こちらは対策できないため、白飛びしたままで使用している。

Adobeアプリケーション
:Photoshop CS6がしばらく前から試用版が起動されるようになった。試用版では、ライセンスの開放ができない。
そのまま、新しいマシンに移行すると、ライセンスが一つ失われることとなる。
アドビのサポートで対策を得ようとする。サポートは平日5時30分まで。5時に帰宅し、接続しようとするが、ビジー状態のまま、5時30分を向かえ、オフラインとなる。
一旦、Photoshopをアンインストールし、再びインストールすることで、ライセンスの開放が可能になった。

新しいMacでも起動させたところ、試用版となる。Illustratorとも再インストールし、正常に試用できるようになった。

データ移行
:Macを起動し若干の設定を行った後、Time Machineを試用したバップアップHDDからデータを移動させる。
最初に10時間から12時間の表示されるが、4時間くらいに落ち着いたあとは、実際にその表示に近い時間を要した。

プリンタドライバ
:メーカーサイトからダウンロードしたドライバーを再インストールしないと、印刷できなかった。
プリンタ:Canon LBP3310

ATOK2009
:使用できる。しかし、起動時にダイヤログが表示されるようになる。

Excel2004
:起動して最初にライセンスキーを要求される。

iTunes
:先に古いMacで認証解除したため、使用機器台数は減っていない。

■ ハードディスクケースの交換

ハードディスクケース
メーカー:RATOC(ラトックシステム)
型番:RS-EC32-U3R
品名:USB3.0接続 RAIDケース 3.5インチHDD2台用
インターフェイス:USB3.0
購入店:ヨドバシ・ドット・コム
値段:7820円(すべてポイントで支払う)

Mac miniの内蔵ディスク以外にも、外付けでTimemachine(バックアップ)用として、2TBのハードディスクを付けている。
外付けのハードディスクケースは、去年の9月に前のMac miniを購入した際、すでに持っていたハードディスクケースがUSB2.0接続のみで、MacOSXのスリープに対応しておらず、このときにハードディスクが1つ内蔵できるFireWire800接続のケースを購入した。

所有しているCDをすべてAiff形式でリッピングしなおしたあとも、新しいMac miniのハードディスクの容量はまだ300GB空きがある。
故障したMacProで使用して、ケースがないため余っていた1TBのハードディスクの利用とデータの再配置のため、ハードディスクが2つ入るケースの購入、交換を今回、検討した。

ネットで検索したところ、FireWire800接続で2つ内蔵できるケースの選択肢があまりない。
ほとんどがUSB3.0接続のものになっている。

現在使用しているケースはFireWire800のほかにUSB3.0でも接続できるため、試しにUSB3.0で接続し、様子を見てみた。
その結果、スリープの復帰をさせても、ダイアログが出てこない。MacOSXのスリープに対応しているようだ。しかもFireWire800より何割かアクセススピードが速い。
そのため、FireWire800接続でなく、USB3.0接続のハードディスクが2つ入るケースも購入候補に入れた。

最初にセンチュリーのCRTS35EU3を候補にしたが、メーカーのHPでは2011年11月現在でMacでの使用はUSB2.0のみとなっている。
2011年11月時点でMacにはUSB3.0端子が搭載された機種はなく、そのためUSB2.0のみとなっているのか、現時点でもUSB3.0はMacで使用できないのか、ネットの検索からでも判断できなかった。
ほかのケースを探したところ、RATOCの2つ内蔵できるケースが、MacでUSB3.0対応となっている。
ただし、再起動の際、ケースに内蔵されたハードディスクを認識しない場合が時々あることがメーカーHPに報告されている。(認識されなかった場合は、端子を抜き差ししてほしいとのこと。)

ほかには価格帯がすこし上の製品しかないため、このケースを購入した。
ハードディスクケース
大きさは小さい。裏に冷却用のファンが付いている。接続はUSB3.0のみ。RAID 0とRAID 1が設定できる。現在のところ私はRAIDは使用しない予定。単に2つのハードディスクを別々にマウントさせる。

データの配置は、
Mac mini内蔵ハードディスク1TB→OS、アプリケーション、データ(作成データ、音楽ファイル、デジカメ画像)
外付けハードディスク2TB→Timemachine(バックアップ)用
外付けハードディスク1TB→ネットなどからダウンロードとした動画、画像

外付けハードディスク1TBはバックアップを取っていない。

・2週間使用後の感想

特に問題なし。
一度、起動時にケースの内のハードディスクが認識されなかったことがある。
ケースの電源を入れた直後にMacを立ち上げたためだと思われる。
ファンの音は、ほかの機器から音が出てきない場合は、すこし聞こえる。不快な音ではない。一緒の部屋に置いてある空気清浄機の音より小さいので問題なし。
ハードディスク自体のアクセス音の方が大きい。

・アクセススピードの測定(ベンチマークソフト:Blackmagic)

Mac mini

FireWire800より、USB3.0接続の方が2割ほど速い。
同じケースでも内蔵するハードディスクによって速度が異なる。

■ 古いMac mini その後

Mac mini 2012年式
古いMac miniは、5万円で友人に譲り渡す。

その後、Mac miniの内蔵ハードディスク交換をさらに調べると、それほど難しくないことが確認できた。

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