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since 2007 3/19スペースupdate 2008 9/5

■ nav-u 使用記録 ■

■ 概要

ソニーの小型カーナビゲーションnav-u(NV-U1)の取り付け、使用感をまとめる。

■ 購入

nav-u
メーカー:SONY(ソニー)
品名:nav-u(ナブ・ユー)
型番:NV-U1
購入店:ヨドバシカメラ 八王子店
購入日:2007 3/17
値段:59800円 (ポイント10%)

2度角を曲がると方角がわからなくなるほどの方向音痴のため、カーナビを所望していたが、所有している車(ローバーミニ)は普通のカーナビが簡単に取り付けづらいこともあり、購入は躊躇していた。
車は、週末の買い物と、たまに遠出をするくらいで、日常的に乗っていない。
nav-u
これまで付けていたナビ(方位磁石)。45度の精度で方角が分かる。

宣伝文句で、小型で取り付けが簡単だと言うこの製品が発表されたとき、購入を検討していた。

2007 3/22に発売の予定と告知されていたが、3/17に立ち寄ったヨドバシカメラですでに販売していたため、購入した。
VICSユニットは、2007 9/1に購入した。メモリースティックは、追加していない。

発売してから1年しないうちに、新しい機種(NV-U2)が出てしまい、旧型になってしまった。
NV-U2は、音楽、動画対応はともかく、薄く小さくなったことがうらやましい。

2008年10月28日に、NV-U3VとNV-U3が発売される。
NV-U3Vは、ワンセグが付いた。nav-uの場合、走行感知を車速信号やパーキングブレーキでなく、本体内蔵の加速度センサーで行うため、走行中にはワンセグを見ることができない可能性が高い。
NV-U3はワンセグなし。NV-U2と機能的に変わらない気がする。

NV-U2とNV-U3とNV-U3Vの現在のAmazonでの値段は以下の通り。

■ 取り付け

ミニ
取り付ける自動車(ROVER MINI MAYFAIR/ローバー ミニ メイフェア 90年式)

取り付けは、簡単。
nav-u
ダッシュボードに丸いシールをはり、そのシールの上から吸盤をつける。完全に平らでなくてもよいようだ。
直接、吸盤をダッシュボードに取り付けることも出来なくはないが、このシールを取り付けないと、ダッシュボードが変形するらしい。

nav-u
クレードルの大きさ
nav-u
クレードルは吸盤で取り付ける。
吸盤の前に本体部分をダッシュボードの上に置くような形になるため、吸盤の前にある程度のスペースが必要。
本体の高さを調節するためのスポンジが付属されている。
吸盤のみで支持し、本体をダッシュボードから張り出す置き方は出来ない。
クレードルのヒンジは思ったより動きの自由度が少ない。

nav-u
配線は、電源のみ。
電源を接続しなくても、本体に充電池が入っているため、約4時間動作する。
シガー電源から、ダッシュボード裏を通し、CDデッキの横から電源コードを出して、つなげている。

nav-u
説明書では、シガー電源に直接接続し、分岐した電源口からは取らないように記述してある。
しかし、ミニにはシガー電源がもとから付いてないので、以前にACC電源から引っぱって取り付けたシガー電源端子に接続している。シガー電源端子がイグニションキーと連動しているため、キーをOFFにすると、nav-uの電源も切れる。
横にあるのは、iPodのためのコネクタと取り付け台。

nav-u
見やすいように、すこしこちら向きにした。

本体とクレードルは長時間、直射日光にさらさないように注意されているため、未使用時には取り外す必要がある。クレードルは車内に、本体は部屋に持ち帰り保管することとした。
クレードルは取り外したあと、吸盤部分に薄いプラスチックの板を取り付けて保管する。
本体を持ち運びするためのソフトケース(きんちゃく袋)が付属している。
nav-u
付属品

夏の間は使用後クレードルも取り外していたが、冬に入り温度も上がらないため大丈夫だろうと思い、クレードルを付けっぱなしにしていた。ETCの取り付けのため、2、3ヶ月ぶりに取り外したところ、吸盤が変形していた。再び取り付けたところ、粘着力が低下しており、すぐにロックが戻る。ロックが外れたまま、走行していると、吸盤がはずれ、nav-u一式、床に落下した。
ソニーのサポートにも「クレードルの吸盤を高温な条件下に長時間放置すると再設置するのが困難になります」との記述がある。
吸盤の接着面を水洗いしたところ、変形は直らないが接着力は戻り、落下することはなくなった。
nav-u
ちぢんじゃった。

ETCの取り付けは、以下のページに詳しく記す。

ETC導入記録

■ 使用

クレードルに取り付けないと、現在位置を計測しないため、本体のみではナビとして機能しない。
クレードルに取り付けなくても、本体に収納されている地図や場所の情報は見られる。
事前に本体のみで、ある地点からある地点までのルートを設定、保存し、車に乗せてから呼び出すこともできる。

ナビの基本的な機能はそろっている。
合流点や右折のみの車線になる場合は、音声案内される。
自分の位置、向きを見失うことは、あまりない。実際の位置より1秒くらい遅れた場所に、現在位置が表示される場合が多い。
画面は小さいが見やすい。取り付ける角度により車内の反射で見づらいこともある。
走行中は、一部の操作が出来ない。信号待ちなどで止まっている時は操作できる。
画面に指で触れて、地図の移動などができるが、反応しないときが多い。ここは改善して欲しい点。

ルート検索は、ほどほど。
右折できない箇所で右折するように指示されることもあり、実際の標識と異なるところもある。
大きな敷地を持つ店舗では駐車場入り口の情報を持っていないため、ありえない場所から入るように指示される。
目的地がどちらの車線側にあるか区別しない。そのため、Uターンや右折できない道路の反対車線側に目的地がある場合は、自分で行き方を考える必要がある。
8回以上同じ道を走行すると、その道がルートガイドで優先されるらしい。学習機能も付いているようだ。
ガイド終了後に一定時間以上の走行で、とても感情のこもった音声で「お疲れ様でした」と言われる。

登録されている店舗は多い。そのため、ある店を特定する場合、階層が深く、すぐに見つけづらい。
少しでも行く確率のある場所は、マークに保存しておいた方がよい。
店舗の座標しか入力されていないらしく、店の電話番号などの情報は出ない。

地図を3D表示にもできるが、高さの情報が入っていないため、貧弱。たんに平面の地図を歪めただけ。

nav-u
付属ソフトの対応OSは、Windows2000とXPのみ。説明書にVistaのVの字も書かれていない。
現在は、Vistaの対応がsonyのサイトに案内されている。
PCとつなぐと、地図データの交換、登録した場所ルートの保存編集、および本体プログラムのアップデートが出来る。
PC上では、登録した場所を地図で表示したり、ルートの設定はできず、登録名を変更するくらいしかできない。頻繁にはPCと接続する必要はないようだ。

2007 6/14に「クレードル無償交換のお知らせとお詫び」が案内されている。対象となるクレードルの製造番号は、1501277 〜 1502504。私が持っているクレードルの製造番号は1502863で、少しの差で対象外。

2008 7/29にNV-U1のプログラムアップデートが案内された。主に交差点拡大図の追加など、いくつか改善させているようだ。
有償の地図のアップグレードも行われた。14800円なり。しばらく様子見。

■ VICS ビーコンユニット

私の車の運用状況ではvicsの必要性はあまり感じず、値段も高額なため、半年間購入していなかった。ネット上で評価が高く、ナビに変化を付けたくて、興味半分で購入してみた。

購入
2007 9/1にVICS ビーコンユニットを追加で購入。

nav-uのvicsビーコンユニット
メーカー:sony(ソニー)
品名:VICSビーコンユニット
型番:NVA-VB6
購入店:ヨドバシカメラ マルチメディア秋葉原店
値段:19800円

とても、小さい。

nav-uのvicsビーコンユニット
ユニットの中身。赤外線用の受信機が見える。

使用

VICSビーコンは、クレードルに電源の接続が必要で、バッテリーのみでは動作しないようだ。

自宅の近くの、いつも渋滞することが分かっており、渋滞の回避が難しい道で使用してみる。
幹線道路に入ると、すぐ渋滞の状況が画面に表示される。のろのろとでも走っている場合は、自分のいる路線が渋滞の表示になっていなかった。
幹線道路の渋滞のみ感知し、間道の渋滞状況は取得しないため、次のようなことが起こる。

並行する幹線道路で、各所に渋滞が発生している。nav-uのルート検索では、以下のように指示される。
nav-uのvicsビーコンユニット
ただし、間道の渋滞状況は取得していないため、間道が渋滞している場合、幹線道路をそのまま走行した方が早い場合がある。
実際、nav-uのルート検索で指示された間道で渋滞にはまり、時間をロスした。

渋滞情報の正確性を疑われる場合もあり、また、知らない道を通ることが少ないため、VICSの情報から最適な道順を選択できることの有効性はあまり感じられなかった。
しかしVICSがあることで、渋滞にはまっても、車の運転中に渋滞の様子が確認でき、精神的にイライラを抑える効果は大きい。

■ 電車、徒歩での使用

ためしに、電車と徒歩で使用してみた。

電車での使用
nav-u
一般車両でゴソゴソするのは、恥ずかしいため、グリーン車に乗った。
2階建てのグリーン車で、上の階の席に座る。
衛星からの電波受信は、車で使用するときより、少し弱いように感じる。

nav-u
nav-uは、現在位置を出来るだけ、道の上に取ろうとする。
川をまたぐ鉄橋など近くに道路がない場合は、しかたなく線路上に現在位置がくる。

nav-u
東京駅に到着。

徒歩での使用
nav-u
現在位置は測定されるが、自分の向き(方向)がなかなか認識されない。
手持ちで、動きが不安定であるためだと思われる。
向きまで測定されると、現在位置のマークが赤い矢印になる。
(本体プログラムのアップデートにより、向きが認識しない場合でも、現在位置が矢印で出るようになった。)
現在位置を知るには、問題ない。

自分の通った道のりには、白丸の印が付く。
しかし、その情報をPCに持って行くことや、保存は出来ない。

nav-u
ナビとして利用できる最小形態。
クレードルを取り付けないと、本体だけでは現在位置を測定しないため、クレードルの一部を取り付ける必要がある。
それなりの大きさがあるため、常時の使用には適さないと思われる。

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