■ 2日目
午前中、家族がまた来て、少し話をする。
個室の集中治療室ICUに移動する。
集中治療室ICUは、スマポ使用禁止、テレビの視聴はカード購入する必要がある。
体も動かず何もすることがないため、ラジオを持ってきてもらった。
食事は、流動食をスプーンで看護師に食べさせてもらう。
■ 3日目以降
救急科の個室に移動する。
こちらではテレビが設置され、スマポも使用可能。
食事は自分で食べることができるが、頭をベットから持ち上げることができないため、串食を用意してもらう。
串食は、おかずが串に刺さっており、ご飯はおにぎりで、水分ができるだけ垂れないようにした献立。
私にハローベストが合わないためか、体を起こそうとすると、首筋あたりに強い痛みが走る。
そのため、この時点ではベットから体を起こすことができなかった。
手術は5/10の予定と伝えられる。
リハビリが始まる。
体を起こせないため、足の屈伸など歩く機能が衰えないようにする目的の運動が主。
あいまにベットに寝たまま、移動してCTスキャンやレントゲンの検査を行う。
一番多い時は、点滴2本、心電3本、血中酸素飽和度1本、バルーン1本、両足に血栓ができないようにするパンプ2本つけられており、常に天井しかを見ることのできない状態だった。
■ 5/10
朝の5時に採血を行う。
AM7時にこの日の手術は延期になったことを知らされる。
肝臓の数値が悪く、全身麻酔に支障があるためとのこと。
■ 11日目以降
痛みが出ていたハローベストのピンの位置を変えてもらう。左の耳の後ろ1箇所。
体を起こしても、激しい痛みが出ることがなくなった。
その後、体を起こす、立ち上がる、歩くが徐々にできるようになってきた。
救急科の4人部屋に移動。
■ 12日目、13日目
高熱が出る。
最高38.9度まで体温が上がる。
黄色ブドウ球菌による膀胱炎とのこと。
男性器につけたチューブの交換時に院内感染したと思われる。
点滴からの抗生剤により、熱は徐々に下がる。
■ 14日目以降
手術日が5/24と決まる。
車椅子でトイレにも行けるようになる。
■ 5/24
手術当日
車椅子に乗り、手術室に移動する。
手術台に仰向けに乗せられ、マスクにより何かの気体を吸引させられ、意識がなくなる。
3時間後、名前を呼ばれ意識が戻る。
意識が戻った時は、ベットに寝かされ、ハローベストが取れていた。
ベットに寝かされたまま、病室に帰る。
この日、食事は出されなかった。
麻酔が効いているためか、痛みはあまりない。
■ 5/25
手術あとの痛みが強くなってきた。
日中は、痛みのため食事もとることができない。
夜、寝ることができないため、強い痛み止め薬を頼み飲んだところ、寝ることができた。
■ 26日目以降
男性器についていたチューブも取れ、自分で小便ができるようになり、オムツからパンツになる。
洗髪を行っておらず頭からの匂いもきつくなってきた。4週間ぶりに髪の毛を看護師さんに洗ってもらう。
その後、シャワーも浴びれるようになる。
初回のみ介助を行ってもらい体を洗ったが、2回目以降は自分で所定の表に予約をとり、一人で行えるようになった。
これまではリハビリは病室まで来てもらっていたが、自分から指定の時間にリハビリ室まで移動し行えるようになる。
食事も串食から一般の献立になる。
入院33日目で、入院食以外の食べ物を購入し、食べることができるようになった。
■ 6/7
術後、2週間経ったところで、抜芯。
抜芯が終了すると、いつ退院しても良いとのこと。
■ 6/9
退院する。
その後、自宅静養。