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■ MacproとVistaの関係、情報 まとめ ■

■ 概要

Mac Pro(IntelMac)とWindows Vistaの関係をまとめた。

Mac ProへのWindowsインストール検討は、以下のページ。

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■ MacproとVistaの関係、情報 まとめ

Vistaのエディション

Windows Vistaには、いくつかのエディションがある。その上、32bitと64bitに分かれている。
販売される形態も、それぞれパッケージ版(通常版)、アップグレード版、およびDSP(OEM)版がある。
以下の表は、それぞれの価格。32bit版のみ。64bit版の販売は、あまり見かけない。
エディション パッケージ版(通常版) アップグレード版 DSP(OEM)版

Home basic

27090 ? 12980

Home Premium

31290 20790 15980

Business

39690 27090 19980

Ultimate

40740 28140 24980
パッケージ版(通常版)、アップグレード版は、ヨドバシカメラ、DSP版はドスパラ(FDドライブ付)、2008年5月調べ。Mac OS Xは、14800円の一種類のみ。

アップグレード版は、インストール先のPCにWindows XP SP2 または Windows 2000 Professional SP4が入っている必要がある。
アップグレード版も説明書などには「クリーンインストール」もできるようなことが書いてあるが、「クリーンインストール」の定義が「元に入っているwindowsのユーザー設定が引き継がれなく、まっさらな状態になる」ことで、「何も入っていないハードディスクにインストールできる」ことではない。
パッケージ版(通常版)とDSP(OEM)版は、インストールディスクから起動し何も入っていないハードディスクにインストールできる。

DSP版は、インストール先のマシンに取り付ける部品と一緒に購入する必要がある。例えば、メモリー、ハードディスクなどで、Mac用でも問題ない。フロッピーディスクドライブと合わせて、販売しているところが多い。
一緒に買った部品をMacProに取り付けないでインストールを行うと、ライセンス上、問題がある。(法律上は、不明。)パッケージ版は、この制限がなく、どんなマシンにもインストールできる。
DSP版は、サポート窓口が、Windowsを購入した店になる。パッケージ版は、マイクロソフト。

Home BasicエディションとHome Premiumエディションは、ひとつのCPUソケットにしか対応しない。
MacPro(2006)には、CPUコアが2つ入ったXeonプロセッサが2ソケット分(計 4CPU)あるが、そのうち1ソケット(2CPU分)しか動作しないらしい。
制限はソケット単位で、CPUコアが4つや8つ入ったプロセッサでも1つしか搭載されていなければ、1ソケットと数える。
Businessエディション、Ultimateエディションは、2ソケットのプロセッサに対応している。
XPでは、Homeが1ソケット、ProfessionalとMCEが2ソケット対応。
以下のサイトに、2ソケットのPCを使用しHome PremiumとBusinessをvistaのベンチマークで比べた結果がある。(vistaのベンチマークは、Windowsエクスペリエンスインデックスと言うらしい。)
エディション CPU メモリ HDD

Home Premium

3.4 4.0 4.7

Business

4.4 4.1 4.8
参考サイト:PC Watch 「西川和久の不定期コラム

Home BasicエディションとHome Premiumエディションは、仮想化ソフト(ParallelsとかVMware Fusion。Bootcampは除く。)での使用を、Microsoftが認めていないらしい。
2008年1月から許可されている。

64bit

XP、Vistaとも32bitのDSP(OEM)版から64bitのVistaへの変更アップグレードは、用意されていない。新規に64bitのVistaを買う必要がある。
パッケージのVista(バージョンアップ版を含む)からは、実費で64bitのVistaが手に入るらしい。パッケージのUltimateエディションには、もとから両方のディスクが入っている。

64bitのVistaは、新たに64bit専用のドライバーが必要になる。
64bitのWindowsは、4GB以上のメモリーが使用できる。64bit専用に作られたプログラムが速くなる場合がある。くらい。
よって、メモリーを4GB以上使用するような大きな計算か、使用目的のアプリケーションが64bit対応でなければ、64bit版を使用するメリットなし。

MacProは、すでにハード的に64bitに対応しているが、64bitのVistaが動作するかは、未確認。(64bit用のドライバーを入れなければ、インストールできても使用は困難らしい。)
2008 4/24に「Boot Camp Update 2.1 for Windows Vista 64」が公開されている。
現在のところ、32bit版で十分だと思われるが、いずれ64bitに移行することが予想される。しかし、そのタイミングがネットの情報を見てもよくわからない。

Windows Media Center

Home PremiumエディションにあってBusinessエディションにない「Windows Media Center」とは、リモコンなどで離れたところから楽曲、動画などを操作できるインターフェイス。
Windowsに付属しているMedia Playerでほぼ同じ機能を使用できるため、マウスで操作する限りは必要ない。Windows Media Centerでテレビを見るには、対応したビデオキャプチャ機器が必要になる。eyetv250やピクセラのキャプチャー機器には対応していない。地デジは現在、未対応。

パーティションの形式

Vistaは、NTFSの領域にしかインストールできない。
NTFSとは、ディスクフォーマットの形式の1つ。Macは、NTFSの領域に書き込みができない。(出来るようにする方法も、あることはある。「NTFS Mac」で検索。)
FAT32形式は、Macも読み書きができる。ただし、4GBを超えたファイルを扱うことができない。
XPは、NTFSとFAT32のどちらにもインストールできる。

XPからVistaへ移行する必要性

私は現在のところ、Macproにvistaをインストールする予定はなし。
Windowsの用途が、Windows専用のゲームとGyaOなどの動画のため、XPで間に合っている。

ちなみに、アクセス解析で調べた、このサイトを訪問した人が使用しているWindowsの内訳は以下の通り。

windows XP

Mac、Linxなどは除いた割合。サンプル数は、3000〜5000。
世間は、あまりXPからビスタへ切り替わっていない。

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