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since 2022 6/22スペースupdate 2022 6/22

■ フェアレディZ Z34 ハンドルロック無効化 ■

Z34 ヘッドライト
フェアレディZ (Fairlady Z34) バージョンST 2009年式

■ 概要

Z34 キーなし警告
2ヶ月前くらいからキーなしの警告が出始めた。
車検があったため、日産ディーラーで修理を依頼するが、原因はわからないとのこと。
ネットで検索すると、ハンドルロックが故障する前触れとのこと。
ネットの情報によると、ハンドルロックが故障は突然起こり、走行不能になるとのこと。

これを回避するためには、ハンドルロックの機能を無効にすれば良いとのこと。
ハンドルロックの機能を無効化する作業をまとめる。

■ 日産ディーラーへの持ち込み

日産ディーラーへの車検時に、キーなしの警告が出ることを伝える。

日産ディーラーからは、キーの電池の電圧が下がっているのではないかとのこと。
キーの電池の電圧が下がっている場合は別の警告が出るため、そうではないのではと伝えるが、電池を交換しても警告が出る場合はキー自体の故障で交換になるかもしれない、しばらく様子を見てほしい。とのこと。

■ ネットの情報

Googleで「Z34 キーなし 警告」で検索すると、以下のような情報が見つかる。

・キーなしの警告は、ハンドルロックが故障する前触れ。
・ハンドルロックが故障は突然起こり、走行不能になる。
・これを回避するためには、ハンドルロックの機能を無効にすれば良い。
・ハンドルロックの機能を無効化には、ハンドルロックの保護に使用されているヒューズを抜いて、作動させなければ良い。
・ハンドルロックが働かなくても、特に問題ない。
・走行不能になった事例は多く、Z34が持つ持病の1つ。

本当かどうか、確証はないが、ハンドルロック機能の無効化を行うこととした。

■ ハンドルロックの機能を無効化

■ 工具、部品

必要な工具、部品:なし
あった方がよい道具:ラジオペンチ、プッシュリベット(クリップピン、内張りクリップ)、細いマイナスドライバー

取り外すヒューズは小さいため、ラジオペンチがあった方が取り外しやすい。
プッシュリベットは一度取り外すと、再び使用できない場合が多いため、あったほうが良い。ネットで買える。

■ 手順

(1)、ヒューズボックスが取り出せるように、2つの部品を取り外す。

ハンドルロック機能のヒューズボックスは、バッテリーの横に取り付いている。
Z34
ヒューズボックスを取り出すには、あらかじめ2つのプラスチックパーツを取り外す必要がある。(矢印の青い部分と緑の部分)

Z34
プラスチックパーツは、クリップ(プッシュリベット)で固定されている。
このクリップを数個、外すとプラスチックパーツは取れる。
Z34
クリップは、真ん中の部品を上に持ち上げることで外れる。爪でも持ち上げることができるが、細いドライバーを隙間に入れ持ち上げることでも取れる。
この部分はバッテリー交換で何度も取り外しているため、特に問題なく行えた。

(2)、ヒューズボックスを持ち上げる。

ヒューズボックスは、2つのプラスチックの部品で止められているだけ。
Z34 ヒューズボックス
2つのプラスチックの部品のひっかかりをずらして、ヒューズボックスを真上に持ち上げると、下にハーネスが付いたまま、外れる。
持ち上げる時にどこかにぶつけて腕から血が出たくらいで、簡単に外れる。
Z34 ヒューズボックス

(3)、ヒューズをとる。

蓋を開けて、ヒューズをとる。
Z34 ヒューズボックス
取り外すヒューズは、蓋に表示されている「STEERING LOCK」の場所。10Aの赤のヒューズ。
Z34 ヒューズボックス

(5)、取り付け。

取り付けとは、逆の手順で取り付けていく。

■ 反省会

ヒューズを外した後ハンドルロックを無効化した後の走行は、特に問題なし。

ただしキーなしの警告は消えず、現在でも表示されている。

ネットの情報では、キーなしの警告が出た場合はハンドルロックの故障が起こるため、早めに修理に持ち込んだ方が良いとの情報もあるが、私が持ち込んだ日産ディーラーはまったく知らないようだった。
日産ディーラーはこの事例を、本当に認識していないのだろうか?

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