バナー

もどる

since 2011 1/8スペースupdate 2018 2/25

■ 58km/h速度超過違反の経過記録 ■

フェアレディZ
違反を起こしたフェアレディZ (Fairlady Z34) バージョンST 2009年式

■ 概要

2010年10月16日にオービスを光らせた。
違反の内容は、指定速度違反(一般道58km/h超過 制限速度50km/hのところ108km/hで走行。点数は12点)
その後の出頭、呼び出し、講習の経過を記す。

処分の結果は、罰金90,000円+講習手数料23,000円。免許停止30日間(意見の聴取、講習参加で短縮して)。前歴1回。

■ まとめ

■ 交通違反を起こした場合の処分

交通違反を起こした場合、刑事処分、行政処分、および民事処分を受ける。

・民事処分は、人身、物損を起こした場合の損害賠償。

・刑事処分は、検察庁から起訴され裁判所により処分(懲役、禁固、罰金)を受ける。
違反が軽微な場合は、決められた違反金の支払うことで裁判を受けずに終了する。

・行政処分は、警察が点数により運転免許の取り消しや停止が行われる。
6点以上から、免許停止、免許取り消しを受ける。最大は、免許取り消し10年。

■ 50km以上の速度超過を起こした場合の処分

50km以上の速度超過の点数は、12点。
ただし、違反をおこした時点ですでに点数をもらっている場合、また処分が決定される前に点数をもらった場合は、加算される。
14点までは、12点の処分と同様。15点以上は、私が今回受けた処分と異なる。

被害損害を起こしていないため、民事処分は、なし。

刑事処分は、検察庁で取り調べを受け、裁判を受ける。
ただし、違反内容に異存がない場合は、本人が出席しなくてよい簡易裁判を受けることができる。
50km以上の速度超過は、最大10万円の罰金。

行政処分は、12点で90日の免許停止。ただし、意見の聴取、講習参加により短縮される。

■ 地域による相違差

ネットでスピード違反を起こした他の人のエピソードを見ると、都道府県により、細かい手続きが異なる場合もあるようだ。

このページに書いたのは、私が愛知県でオービスを光らせ、免許証を登録している三重県で処分を受けた場合。

私が確認できた地域による差は、以下の通り。

・「意見の聴取」での行政処分が軽減される基準
・「意見の聴取」が行われる場所
・免停教習のスケジュール、参加申し込み方法
・罰金の支払い方法
・免許証の返還方法

■ 行わなければならない手続き、拘束時間

私の場合は、出頭、講習で、合計5日の有給を使うこととなった。

以下のうち、最初の警察(第一機動隊)と検察庁への出頭、免許証の引き渡し、返還は、必ず行く必要がある。

(1)、最初の警察(第一機動隊)の出頭は、違反を撮影したオービスがある管轄の警察署で行われる。居住している場所と異なる道路で違反を行うと、そこの警察署まで出向く必要がある。
オービスで撮影された違反の確認で、ねずみ取りや直接捕まった場合は、必要ない。らしい。
日時は、送られていたハガキに指定されている。
所要時間は、待ち時間(先着順で行われるため、人が多いと長い時間がかかる。)+取り調べ(30分くらい)

(2)、検察庁の出頭は、免許証が登録されている管轄の検察庁で行われる。
日時は、送られていた書類に指定されている。
所要時間は、待ち時間(開始時間が分単位で指定されているため、短い)+取り調べ(15分くらい)

(3)、停止期間が90日以上の場合、「意見の聴取」を受けることができる。
日時は、送られていた書類に指定されている。
特に短縮を望まなければ、行かなくてもよい。
違反当日の状況や過去の違反履歴により、停止期間の短縮が行われる。
運転免許センターで行われる。
このとき、免許が取り上げられる。
所要時間は、約3時間。

(4)、停止期間短縮の講習は、2日間。
60日免停の場合、1日目は、9:00〜17:00。2日目は、9:00〜12:00。
90日以上の免停の場合、1日目は、9:00〜17:00。2日目は、9:00〜17:00。
短縮を望まなければ、受けなくてもよい。

(5)、免許の返還は、免許証に記載されている住所の管轄警察署で受ける。
免許証の返還は、土日、休日、代理人が利用できる。(逆に、他のイベントは平日のみ)
所要時間は、5分。

■ スケジュール

日時

経過日数

イベント

2010年10月16日(土)

0日目

違反当日

2010年10月28日(木)

12日目

愛知県警察 第一機動隊への出頭願いのはがきが届く

2010年11月1日(月)

16日目

愛知県警察 第一機動隊に出頭

2010年12月2日(木)

47日目

津地方検察庁への出頭連絡の封筒が届く

2010年12月8日(水)

53日目

津地方検察庁に出頭

2010年12月25日(土)

70日目

意見の聴取の連絡封筒が届く

2010年12月26日(日)

71日目

刑事処分の結果が、特別送達で封筒が届く

2011年1月6日(木)

82日目

意見の聴取に行く。行政処分が確定する。
免停期間開始。

2011年1月6日(木)

82日目

罰金振り込み用の封筒が届く(振込期限は一週間後)

2011年1月19日(水)

95日目

免停講習に参加(1日目)

2011年1月27日(木)

103日目

免停講習に参加(2日目)

2011年2月4日(金)

111日目

免停期間終了。

2011年2月5日(土)

112日目

免許証の返還

■ 違反当日


日時:2010 10/16(土)


より大きな地図で 無題 を表示
名古屋からの買い物の帰り午後7時ごろ、23号線でオービスを光らせる。

右車線を走っていた時、前の車が左の車線に移動したため、追い越しをかけようとアクセルを踏んだところ、ちょうどオービスの位置であった。
光った瞬間は、よくわかる。フラッシュをたかれた感じ。赤くなく、白かった。

違反場所は、名古屋市港区藤前1丁目26番地
この区間の制限速度は、50km/時。

当日、違反点数の持ち点は、0点。前歴0回。

■ 愛知県警察 第一機動隊に出頭

日時:2010 11/1(月)

■ 愛知県警察 第一機動隊に出頭する。
愛知県警察 第一機動隊
10/28に、警察への出頭願いのはがきが届いた。
はがきには「当日の事情を尋ねたいため」11/1AM9:30〜AM11:30に愛知県警察第一機動隊に出頭するように書かれていた。
指定された出頭日は、ハガキが届いた日から4日後。
車のナンバーから割り出した車の所有者に届くようで、私は車の住所変更を行っておらず、引っ越し元の平塚が宛先になっており、平塚から転送されたため、1、2日遅れて届いたと思われる。

取り調べは、違反を撮影したオービスがある管轄の警察で行うらしい。当日は神奈川県から来ている人もいた。

愛知県警察 第一機動隊 待合室
電車で向かいAM9:50ごろ到着するが、順番待ちで実際に取り調べが始まったのが、AM11:15ごろ。
先着順に行われるため、先に訪れた人が多いと待たされる。私より先に8人くらい人が待っていた。

取り調べを行った人は、制服を着た30歳前後の男性。警察官らしい。

写真を見せられ、本人と認めるか尋ねられる。
オービスに撮られた写真は、白黒。少しピンぼけ。
事前に得ていた情報より、写真の顔はハッキリ写っていない。しかし、車のナンバーはハッキリ写っている。

オービスに測定された速度は、予想した値とほぼ同じ。車の速度計の誤差などは考慮されていないと思われる。
一般道、50km/時制限を、108km/時で走行。

測定された速度に納得するか、どこからどこへ向かう途中かなど、尋ねられ調書に書かれる。
電話番号を尋ねられるが、携帯電話は不可。家に固定電話がない場合は、勤務先の電話番号で代用させられる。

自動車の登録地と現在の駐車場が異なることが、検察庁では問題になるかもしれないと言われた。
本来の駐車場と異なるところを登録し駐車場を確保しない違法行為を「車庫飛ばし」というらしい。
(その後、車のナンバーと居住地が異なる状態の件は、どこでも話に出なかった。)
処分決定まで、あまり車を運転しない方がよいとも言われる。

最後に反省の言葉を尋ねられ、調書に書いてもらう。裁判で印象が変わるらしい。

この取り調べでは、処分の内容がどのようになるか聞かされなかった。

所要時間は、番号待ち1時間強、取り調べ30分くらい。

約一ヶ月後、裁判所出廷のお知らせがくるとのこと。

■ 津地方検察庁に出頭

■ 津地方検察庁に出頭する。
津地方検察庁
日時:2010 12/8(水)

愛知警察で取り調べを受けてから、約1ヶ月の12/2に封筒が届く。
A4の用紙に「お尋ねしたいことがありますので、下記により当庁まで出頭して下さい。」とのこと。
検察庁への招待
出頭場所は、本人が居住している管轄の津地方検察庁。
日時が、分単位で指定されている。出頭の指定日は封筒が届いて、6日後。

指定された持参品は、判子(シャチハタは不可)、運転免許書、封筒に入っていた用紙。
用紙には、なるべく公共交通機関で来てほしいと書かれている。

当日は、電車では乗り換え乗り換えで時間がかかるため、自動車で向かい、検察庁から歩いて5分くらいの駐車場に止めた。

建物内に入ると、特に違反者用などの案内が出ていないため、守衛の人に用紙を見せる。
受付で来客書に住所、氏名を書き、番号の入った胸に付ける名札をもらい、目的の階の待ち合わせまで守衛の人に案内される。
津地方検察庁 待合室
当日は、私と同じ目的で来たらしき人には会わなかった。待合室にも私一人。
時間になると、検察官が直接呼び出しにくる。案内されたのは、普通の事務所。机は一人分ずつ、ついたてで区切られている。机の前の椅子に座る。
検察官は、60代くらいの背広を着たやさしそうなおじさん。

取り調べの内容は、主に違反内容の確認、運転免許書の確認、簡易裁判を受けることを了承する書名。特に違反の内容を繰り返し詳しく確認されることはない。世間話と違反の重大性の話がすこし。
違反などの内容に異存があれば、普通の裁判を受けることができる。
所要時間は、約10分。

後日、処分の結果を郵送するとのこと。

■ 意見の聴取のため三重 運転免許センターに行く

■ 意見の聴取のため三重 運転免許センターに行く。
三重県警察本部交通部 運転免許センター
日時:2011 1/6(木)

■ 「意見の聴取」への案内

三重県の運転免許センターから、12/25に封筒が届く。
内容は、「意見の聴取」の案内と、それに参加確認のための返信はがき。

免許停止期間が90日を超える場合、「意見の聴取」と言う制度があるらしい。私は封筒が届くまで知らなかった。
「意見の聴取とは、道路交通法第104条により、運転免許の停止90日以上又は免許の取消処分に該当する場合に、意見を述べ、かつ有利な証拠を提出する機会を与え、処分が公正適切に行われることを保障するための制度です。」とのこと。(警視庁のサイトから引用)
意見の聴取への招待
返信用のはがきに、「出席」、「欠席」、「出席するつもりだが都合により出席できなかった場合は欠席扱いにしてもよい」を選択し、投函する。
出席、欠席は任意。欠席した場合は、これまでの書類により処分を行うとのこと。
日時は、指定されている。場所は、運転免許センター。

私は、届いた翌日(12/26)に出席としてはがきを出す。

指定された持参品は、判子(シャチハタの可不可は不明)、運転免許書、意見の聴取通知書(封筒に入っていた用紙)。
当日、判子を持っていくことを忘れるが、道中の店で三文判を購入する。400円。

ネットから得た情報によると、当時の状況、反省を書いた上申書を渡した方が有利とのことなので、反省文として用紙一枚を用意し持って行った。

参考までに→提出した反省文(PDF形式)
(急いで書き上げたため、文章、文法がおかしい。役に立たないかもしれない。反面、ネットからのコピーより、自分の言葉で書いた方がよい場合もあるかもしれない。)

■ 三重 運転免許センターへ行く
三重県警察本部交通部 運転免許センター
当日、免許が取り上げられるため、車を運転して帰ることはできない。
説明時に再三、車を運転して帰らないよう言われる。

最寄りの駅(南が丘駅)や近くに食事する店、コンビニがないが、運転免許センター内に食堂がある。
運転免許センターは、免許の学科試験を受ける人、免許更新する人で、にぎわっている。
三重の運転免許センターでは、「意見の聴取」を行う部屋は3階にある。
三重県警察本部交通部 運転免許センター
最初に大きな部屋に入る。PM12:40くらいに到着したが、先に約10人の先客がいた。最終的に参加者は、20人くらい。説明を行った人によると、本日は少ないとのこと。

送られてきた用紙には、PM12:50開始、その10分前から受付開始と書かれているが、実際はPM12:45から受付開始、PM1:00から説明開始であった。

受付で、免許証の確認と、用紙(講習のご案内)を渡される。
PM1:00から説明開始。
「意見の聴取」は、自分に有利な意見を時間無制限に発言してもらうとのこと。自分に不利になるようなことは発言しなくてもよいとのこと。
説明を受けた後、「意見の聴取」を行う順番が知らされる。
全員が終わったあと、もう一度集まる。その予定時間が知らされ、実際その時間に近い時間に終わる。
私は、一番最初に「意見の聴取」を受けた。

■ 意見の聴取

「意見の聴取」は4つの小部屋で行われる。個別に行われるため、他の人の内容はわからない。
面接の担当は、2人。特に説明は受けなかったが、違反の状況を説明する担当と、処分を判断する担当らしい。

最初に、免許証で氏名、生年月日、住所の確認。
今回の違反の内容確認。
面接対象者の過去にさかのぼる違反を確認できる用紙を担当官が手元に持っている。それを見ながら、私の点数が9月に3点が0点へ減点になり、もし3点がそのまま残っていれば免許取り消し(15点)になっていたことを確認し、「これがあったら、あぶなかったねー、あぶなかったねー。」と担当官。
「(免許が)ゴールドだから、よかった。」との発言が何度か。
面接の最初に、上申書(反省文)を提出するタイミングを尋ねたが、結局最後くらいに提出をうながされ、担当の人が斜め読み。
面接の終了を宣言され、小部屋を退出する。
ほぼ、向こうからの発言がほとんど。私からの発言は、あまりなし。15分弱。

最初の部屋で、他の人の「意見の聴取」が終わることを待つ。

■ 結果の発表

全員の「意見の聴取」が終了し、名前が呼び出され、別室に案内される。2、3人が小部屋に、他の大部分の人は大きな隣の部屋に誘導される。
私ともう一人が、もといた部屋に残された。

結果は、30日の軽減。免許停止期間が90日から60日になる。

残された部屋で、免許停止期間の確認と、受講すると停止期間が半分になる講習の説明。
運転免許停止処分書にサインと判を押し、免許が取り上げられる。免許停止は本日から。
運転免許停止処分書
終了後、説明を行った人に他の部屋に案内された他の人はどうなったのか尋ねたところ、今回は停止期間の短縮は2人だけで、他の人の短縮はなかったとのこと。

所要時間は、12:40から15:30の約3時間。

当日「意見の聴取」で短縮となった人は、約20人中2人だけで、かなり狭き門。
私見だが、短縮には違反の前歴が影響が大きい。特にゴールド免許が効いた可能性が高い。一緒に短縮となったもう一人もゴールド免許だった。

私の違反歴は以下の通り。(点数に影響しなかった違反は除く。)

1993年?月:高速道路19km/時超過(1点)
1996年?月:事故。スクーターと衝突。相手が1日入院。保険は9:1(?点)
2008年5月:一般道28km/時超過(3点)
2010年6月:高速道路39km/時超過(3点)
2010年10月:一般道58km/時超過(12点)←今回の対象違反

■ 罰金の金額が確定

■ 罰金の金額が確定する。

日時:2010 12/26(日)

津簡易裁判所 刑事事件係から、12/26に特別送達で封筒が届く。
特別送達は、本人に渡すものらしく、配達の人から直接手渡しされた。

封筒の内容は、告知票・免許証保管証(赤キップ)、お知らせが書かれた紙片。
赤キップの裏側には、罰金の金額と裁判を行った年月日が書かれている。
赤キップ
罰金:90,000円(最高罰金額は10万円)
裁判を行った年月日:2010年12月21日

お知らせが書かれた紙には、「後日振り込み用紙を送るので、それで手続きを行ってほしい」と書かれている。
「これを完納することができないときは金5,000円を1日に換算した期間被告人を労役場に留置する。」とのこと。

日時:2011 1/6(木)

こんどは普通郵便で、振り込み用紙(納付通知書)が届く。
納付期限は、一週間後の1/12。

1/11に郵便局で罰金を支払う。手数料はなし。

■ 免停講習に参加(三重 運転免許センター)

■ 免停講習に参加する。
三重県警察本部交通部 運転免許センター
講習種別:中期(免許停止期間が60日)
手数料:23,000円
時間:第1日目9:00〜17:00、第2日目9:00〜12:00(予定)
受講することによる効果:免許停止期間が1/2日程度に短縮

事前に参加の連絡を取らなくてもよい。
受講する日は、免許停止が開始してから30日以内の指定された曜日。講習の1日目と2日目との間に期間が空いてもよい。手数料は、1日目に支払う。
遅刻した場合は、受けられない。(どのくらいの時間、許容範囲があるかは不明。私が受けた日には、ぎりぎりに到着した人はいなかった。)

■ 1日目

AM8:25に到着。AM8:45から受付が始まる。
もともと免停期間が60日の人と、「意見の聴取」の短縮で60日になった人に分けられ、手続きが行われる。
「意見の聴取」で短縮になり60日になった人は、書類に必要事項を記入し、窓口で手数料を支払い、テキストを手渡される。5分くらいで終わる。
その後、もともと免停期間が60日の人が、説明、手続きが終わることを講習室で約30分待つ。
もともと免停期間が60日の人は、この日に免許証を取り上げられるらしい。

参加者は、23名。女性が3名。私と同じ「意見の聴取」で短縮になり60日になった人は、おそらく私を含めて2名。

AM9:20くらいに、講習が始まる。
60日講習 メニュー
休憩は、1時間に一回程度、10分与えられる。

(1)、適性検査

免停期間短縮には、影響しない。
筆記テストで、性格的な運転適性を調べる。
知能テストみたいなのと、性格テスト。
45分くらい。
結果は、2日目に渡される。

(2)、講義

渡されたテキストに従い、運転の心構えや事故の時の対応が講義される。
受講態度の悪い人は、怒られる。

テストに出る場所が教えられる。実際そこが出る。

(3)、昼休み

1時間。
免許センター内に、売店、レストランがある。
私は日替わり定食(この日はトンカツ)を食べる。600円くらい。味は、普通。

(4)、講義

渡されたテキストに従い、交通ルールが講義される。
受講態度の悪い人は、怒られる。

テストに出る場所が教えられる。実際そこが出る。

(5)適性検査
運転シミュレータ
免停期間短縮には、影響しない。
2つの機械で、身体的な運転適性を調べる。

1台目は、運動能力のテスト。(CRT)

ハンドルといくつかのボタンと画面があるゲームセンターにあるような筐体。

内容は、「画面に赤い丸が出たとき、足のペタルを離す速度を調べる検査」など。3、4種類。

別室に移動し、2台目は運転ルールのテスト。(DC)

前の画面に、CGの道路や建物、人などが表示され、ハンドル、ペダルを操作し、車を運転する。ドライビングシミュレータ。
酔う。酔いやすい人は注意。私の隣の人は途中でリタイアしていた。

内容は、「狭い住宅街の信号のない交差点を通過するときの運転操作を調べる。」など。

結果は、終了後すぐにプリントで渡される。

私の結果は、
CRTが4(5段階で5が最高)
DCがD(5段階でAが最高)

第1日の欄に判子が押された運転免許停止処分書を受け取り、終了。

1日目は、PM4:20くらいに終了する。

■ 2日目

一週間、空けて参加。
この日の参加者は、15名。
年配の方が多い。女性は3名。内1名が外国の方。日本語はある程度理解できるようだが、漢字の読みが十分ではないらしく、テストを別室で受けていた。
受講した二日とも、反社会的、反抗的な人はいなかった。

(6)適性検査結果の解説

一日目に行った適性試験の結果発表と解説。
他の人の結果は、わからない。

性格の判定結果は、用紙に点数とその数字がプロットされたグラフが表示されている。
私の結果は、総合の判定値が5(5段階で5が最高)。
私のグラフは、大体真ん中に集まり、おもしろみがない。
運転傾向の判定は、とまどい型。(ほかに、せっかち型、安定型、几帳面型がある。)

性格の検査と身体能力の検査から、出てきた結果により注意するポイントが指摘される。私に該当する注意点はなかった。

(7)テスト

免停期間短縮に、影響する。
40問42満点。35点以上で合格。
不合格だと、短縮期間が3日程度少なくなるらしい。
時間は、20分。

問題の形式は、1行、2行の文章が「正」か「誤」であるかを選ぶ。
筆記用具は、鉛筆でもシャーペンでもボールペンでもよいようだ。

例題「大地震が発生したとき、自動車を置いて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動しておくこと。やむを得ず道路上に置いて避難するときは、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを止め、エンジンキーは付けたままとし、窓を閉め、ドアをロックする。」

ちなみに、この例題の正解は、「誤」。

(8)実車技能講習

免停期間短縮には、影響しない。
2〜3名一組で行う。
ゼッケンを付け、実車に乗り込み、教習所のコースを約2周する。
車はAT(オートマ)。MT(マニュアル)しか運転できない人以外は、AT(オートマ)が用意されるらしい。

主に検査されるのは、車線変更と一旦停止。
乗り降り、運転姿勢など細かいところは、チェックされない。

最後に、車の中で教官が運転の批評を数分して終了。
全体で30分くらい。運転している時間は、5分くらい。

(9)、ビデオ視聴

免停期間短縮には、影響しない。見るだけ。
約20分くらい。東映作成。
シートベルトの徹底、飲酒運転の危険など犯しやすい違反の注意。ソフトな内容。衝撃的な場面や悲惨な映像は出てこない。

判子と短縮期間が記入された運転免許停止処分書を受け取り、終了。

ちょうど昼の12時に終わる。

■ まとめ

講習の内容は、違反の反省を促すというより、交通ルールの再学習と自分の運転適性の認識。

2日目の短縮期間に影響するテストで1日目の講義の内容がそのまま問題として出されるため、あまり間を空けず、2日連続で出席した方がよいかもしれない。
実際2日連続で受ける人がほとんどだった。

案内の携行品に、「鉛筆2本以上及びボールペン」と記述されているが、鉛筆を使用する機会はなかった。ボールペンは必要。(ただし、忘れた場合は貸してくれる。)

■ 免許証返還

■ 免許証の返還を受ける。

日時:2011 2/5(土)

1/6からの免停期間30日が2/4で終了し、2/5に免許証を取り返しに行く。
返却される場所は、免許証に記載されている住所の市町の警察署。

免許停止終了後、免許証返還前に、運転を行うと、免許証不携帯に当たる。
免許証不携帯は、点数なし、反則金3,000円。
ちなみに免許停止終了前に運転を行い検挙されると、免許取り消し2年。

「土日曜日又は休日にあたるときは必ず事前に所轄警察署の交通係に、その旨連絡してください。」とのこと。
私の場合も、土曜にあたるため、前日電話で連絡を行った。
尋ねられたのは、名前のみ。
返還に必要なものは、「運転免許停止処分書」と印鑑。

本当は免許証不携帯を覚悟の上で車での向かう予定であったが、長い間車を起動させておらずバッテリーが上がって動かなかったため、自転車で警察署に向かう。

土曜日には、警察署のひろい事務所に、3名の警官のみ。

当直の人に、「運転免許停止処分書」を見せ、別の書類に名前と印鑑を押し、免許証が返還される。
「運転免許停止処分書」は返却され、手元に残る。

特に警察署まで自動車を運転して来たかどうかは確認されなかった。(あまり関心ないようだった。)

■ その後

■ 免許停止終了後。

免許停止終了後、前歴1回が付く。
前歴1回の場合、4点以上の違反で免許停止の対象になる。

免許停止終了から一年間違反がなければ、前歴1回は消える。
一年が経過する前に1点でも違反があれば、そこで違反した日からまた1年経過後まで前歴は消えない。

■ 免許停止終了1年。

2012年2月5日、一年間無事故無違反であったため、前歴1回が消える。

■ 免許証

運転免許証

2012年2月に、違反をしてから初回の免許更新を行う。
それまで免許証は、ゴールドのまま。
前回の免許更新後からの累計点数は、18点。
講習は2時間の違反運転者講習を受ける。
このとき受け取る免許証は、ブルーで有効期限が3年。

2015年2月、違反を行ってから2回目の免許更新を行う。
前回の免許更新後からは、無事故無違反。
講習は1時間の一般運転者等講習を受ける。
今回も免許証は、ブルーで有効期限が3年。

2018年2月、違反を行ってから3回目の免許更新を行う。
講習は30分の優良運転者講習。
今回、配布される免許証は、ゴールドで有効期限が5年。

ここに記載した速度違反のあとは、無事故無違反ですごしたため、6年でゴールドにもどる。

運転免許証

もどる


バナー
このページへの文句は、yoneharus_arts@me.comまで。 このページは、リンクフリーです。
記載されていますイラスト、写真、およびテキストの著作権は、米春が所有しています。 特にことわりがないかぎり無断での移管、転用、改変は禁止しています。 Mac、Macロゴは、米国およびその他の国で登録されているApple Inc.の商標です。Made on a MacバッジはApple Inc.の商標であり、同社の許可により使用しています。Copyright (C) 2007 YONEHARU All rights reserved.