■ 手順
必要な工具:T30のトルクスドライバ(いじり止めタイプ)、19の6角ソケットレンチ、10mmのレンチ、ねじゆるみ止め用接着剤
あった方がよい道具:ラチェット、細いマイナスドライバ、感電防止の手袋、保護メガネなど(私は使用していない。素手。)
(1)、初期作業
ハンドル、タイヤを車体に対して、真っ直ぐにする。
バッテリーを外すと窓ガラスの開閉の操作ができないため、気候によっては、窓を開けておいた方がよいかもしれない。
(1)、バッテリー端子(−マイナス)を取り外す。
注意:バッテリーを外すと、ドアガラスや時計などがリセットされます。

取り外した方が良いらしい。
バッテリー端子のネジの取り外しは10mmのレンチ。外した後は端子は接触しないように布袋をかぶせた。
(2)、エアーバックユニットを取る。

ハンドルの左右にあるネジ隠しのカバーを取り外し、トルクスネジを露出させる。カバーはつめで取れる。
T30のいじり止めタイプのトルクスドライバでネジを外す。
すこし奥まったところにあるため、ある程度長めの柄があるドライバが必要。
固い。ネットの情報では、ネジをなめやすいため、注意する。
ネジは外れた後、ハンドルカバーの中に落ちやすい。私は左右とも中に落とした。落としてもあとで取れる。
しかし、取り外しの時は問題ないが、ハンドルを取りつけるときに落とすと、面倒な事になる。
注意:エアーバッグユニットにショックをあたえるとユニットが動作し爆発する可能性があります。
エアーバッグユニットの正面を体を向けない、保護するものをかぶせるなど行った方がよいらしい。
この情報は後日知ったため、この作業中は対策を取ることなく普通に作業を行っている。
横のネジ2本が外れるとエアーバッグユニットがはずれ、ユニット側に2本ケーブルがつながっている。

灰色のコネクタは、画像の赤矢印を押しながら、引っ張る。

エアーバッグのコネクタは、黒い部品を持ち上げてから、取る。
これでエアーバッグユニットが取れる。
(3)、ハンドル取り外し。

19の6角ソケットレンチで真ん中のナットを取り外す。
そのあと、力でハンドルを引っ張れば、ハンドルが取れる。

ハンドルを取り去ったあと。
(4)、ステアリング分解。

取り外したハンドル。

トルクスドライバで2本のネジを外すと、部品がはずれる。プラスチックのカバーは赤矢印の部分を外すと外れる。

すべての部品を外したところ。(おもりはつけたまま)
(5)、ハンドルの取り付け。
取り外しの逆方向に取りつけていく。
エアーバッグユニットを取りつける横のネジに、ゆるみ止め防止の液をつける。

エアーバッグユニットを取りつける横のネジの取り付け以外は、特に難しい作業はなし。